大好きだったロングヘアを手放してから
1年半が経ちました。
長い髪をキレイな状態に維持するのはとても大変で、
それができなくなり、短くしました。
私にとっては、これはかなり思いきった断捨離でした。
ショートカットにしたときの私の気分は暗く、
これは自分の『女』の終焉を
象徴的に意味しているのだと思いました。
そう思うとなんだかとてもヤバイ気がしてきました。
このまま『女』を終わらせてはいけない。
と心の底から本気で思い、
手放した髪の代わりにピアスを開けました。
それから1年半。
美容師兄さんの策略にはまり、
いつの間にか男子と同レベルの
ベリーショートになりました。
☆
私の中で
ショートカットとベリーショートの間には
雲泥の差というか、
ものすごく高い壁がありました。
アレは特別な個性を出したい人がする
特別な髪型なのだと思っていました。
好きではない髪型でしたが、
やってみると、
これほど便利で完成された髪型はありません。
☆
手入れが最高に楽です。
シャンプー&リンスの使用量は少なくてエコ。
トリートメント不要。
(痛まないので。)
ドライヤーは30秒で仕上がる。
小さいタオル1枚で頭からつま先まで拭ける。
ブラシ不要。
ワックスを適当にもみこむだけで
スタイリング終了。
短すぎてくせが出ない。
☆
ベリーショートって、
地味な髪型だと思っていましたが、
それは違いました。
コテ(25mm)ですこし巻けば、
ストレートの長い髪をおろしているときよりも
華やかになります。
そこにカチューシャをすれば、
充分フェミニンです。
似合わないと思っていた
おおぶりのピアスも映えます。
髪型がおしゃれなので、
服が地味でもそれなりに見えます。
身長が低めな私は、
バランスもよくなりました。
着物にも合います。
抜け毛の量も少ないので、
掃除も楽になりました。
冬になったら
フルウィッグを被ってイメチェンするのもテです。
ベリーショートにしてから
出かける準備が格段に早くなりました。
☆
欠点といえば、
1ヶ月半に1度
美容室に行く手間と維持費でしょうか。
ベリーショートは失敗すると大変なので、
『カット1500円』みたいな所には行かないようにしています。
長めのショートカットの時には
時々行っていました。
微妙なカットでも、
コテ(32mm)で巻いてワックスをもみこみ、
無造作な感じにすればごまかしがきいたのです。
それをやっているうちに、
コテで巻くのが上手になりました。
もう一つの欠点は、
化粧をせずラフな格好をしていると
男子と間違えられるのではないか、
という不安です。
私は小柄なので首から下を見れば
女子だってわかって頂けると思うのですが。
冬になったら
性別不詳になってしまうかもしれません。
あと。
受け取り側の好き嫌いはハッキリ分かれるかもしれません。
ショートカット好きなトラッキーは
「いいね!」と言っていましたが、
好きな彼女や奥様には「して欲しくない」という男性も
多いのではないかと思います。
こればっかりはいかんともしがたいです。
欠点もありますが、
それを上回るメリットがあるので、
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