2012年7月23日月曜日

ベリーショートを絶賛する件


大好きだったロングヘアを手放してから
1年半が経ちました。

長い髪をキレイな状態に維持するのはとても大変で、
それができなくなり、短くしました。

私にとっては、これはかなり思いきった断捨離でした。

ショートカットにしたときの私の気分は暗く、
これは自分の『女』の終焉を
象徴的に意味しているのだと思いました。

そう思うとなんだかとてもヤバイ気がしてきました。

このまま『女』を終わらせてはいけない。
と心の底から本気で思い、
手放した髪の代わりにピアスを開けました。


それから1年半。

美容師兄さんの策略にはまり、
いつの間にか男子と同レベルの
ベリーショートになりました。



私の中で
ショートカットとベリーショートの間には
雲泥の差というか、
ものすごく高い壁がありました。

アレは特別な個性を出したい人がする
特別な髪型なのだと思っていました。

好きではない髪型でしたが、
やってみると、
これほど便利で完成された髪型はありません。




手入れが最高に楽です。

シャンプー&リンスの使用量は少なくてエコ。

トリートメント不要。
(痛まないので。)

ドライヤーは30秒で仕上がる。

小さいタオル1枚で頭からつま先まで拭ける。

ブラシ不要。

ワックスを適当にもみこむだけで
スタイリング終了。

短すぎてくせが出ない。




ベリーショートって、
地味な髪型だと思っていましたが、
それは違いました。

コテ(25mm)ですこし巻けば、
ストレートの長い髪をおろしているときよりも
華やかになります。

そこにカチューシャをすれば、
充分フェミニンです。

似合わないと思っていた
おおぶりのピアスも映えます。

髪型がおしゃれなので、
服が地味でもそれなりに見えます。

身長が低めな私は、
バランスもよくなりました。

着物にも合います。

抜け毛の量も少ないので、
掃除も楽になりました。

冬になったら
フルウィッグを被ってイメチェンするのもテです。

ベリーショートにしてから
出かける準備が格段に早くなりました。 




欠点といえば、
1ヶ月半に1
美容室に行く手間と維持費でしょうか。

ベリーショートは失敗すると大変なので、
『カット1500円』みたいな所には行かないようにしています。

長めのショートカットの時には
時々行っていました。

微妙なカットでも、
コテ(32mm)で巻いてワックスをもみこみ、
無造作な感じにすればごまかしがきいたのです。

それをやっているうちに、
コテで巻くのが上手になりました。


もう一つの欠点は、
化粧をせずラフな格好をしていると
男子と間違えられるのではないか、
という不安です。

私は小柄なので首から下を見れば
女子だってわかって頂けると思うのですが。

冬になったら
性別不詳になってしまうかもしれません。


あと。
受け取り側の好き嫌いはハッキリ分かれるかもしれません。

ショートカット好きなトラッキーは
「いいね!」と言っていましたが、
好きな彼女や奥様には「して欲しくない」という男性も
多いのではないかと思います。

こればっかりはいかんともしがたいです。

欠点もありますが、
それを上回るメリットがあるので、
しばらくはこの髪型でいようと思っています。

(20120927追記:
ベリーショートについて再び書きました。)

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