2012年1月16日月曜日

自転車紹介・その2 「目的と予算」

ロードバイクがあれば、私は今よりもっと、外へ出ることができると思いました。

そこでまず、私は予算を考えました。
一般人の場合、目的と払える金額のせめぎあいの中で、予算が決まってきます。

ロードバイクは欲しいけど、数年間無収入という自分の立場を考えれば、
「買って欲しい」などと口が裂けても言えません。
(一年前には着物(訪問着)を買ってもらってしまったこともあります。)
私が「欲しい」と言えば、トラッキーはきっと、買ってくれるでしょう。
だから、言えないと思いました。

私は、貯金額ゼロ(しかも、奨学金の借金付き)で結婚したため、
毎月頂くお小遣いと、時々両親から頂くお小遣い以外、
自分のお金というものを持っていません。
いわば、お小遣いに関してはその日(その月)暮らしです。

しかし、幸運なことにちょうどその頃、母から10万円のお小遣いを頂きました。
家から出られない私を心配して、
「自分のためになること」に使いなさいというのです。
このお金で、ぜいたくだけどロードバイクを買わせてもらおう、と私は思いました。
これに、少しお小遣いを足せば、13万円~15万円くらいのロードバイクが買えます。

*この先に出てくるロードバイクは、全て、2011年モデルの話です。
リンク先も2011年モデルですので、ご注意を。

最初に目に留まったのが、

■ SPECIALIZED(スペシャライズド)の女性モデルDolce Elite(ドルチェ エリート) 140,000円 
でした。デザインも色も、いいと思いました。
予算に見合っているので、これにしようかな、と私はトラッキーに告げました。
するとトラッキーは私に、このモデルのコンポーネント(変速機等、機械類のグレード)は
シマノのTIAGRA(ティアグラ)といい、入門向けなのだと言いました。
そして、彼は私に「ロードバイクを買って、何をしたいの?」と問いました。

当たり前だけれど、予算に見合っていても、目的に見合っていなければ、
中途半端な買い物になってしまうのだと気づきました。

そこで改めて考えました。
私がロードバイクに求めることは、外に出るための手段、健康の維持、長距離ライド、
そして、この先トラッキーがすることと「同じことがしたい」でした。
それが、レースに出ることになるのか、山に登ることになるのか、
一日300km走ることなのか、わかりませんが。

ロードバイクは、価格がそのままスペックに反映されるといいます。
ですから、「同じことがしたいなら、同じスペック(コンポーネントがシマノ105)のものを
買ったほうがいい」と言われてしまいました。
同じスペック = 20万円。
それは、私にとって、あまりに高い買い物です。

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