2011年12月29日木曜日

三浦大知 『D.M』 リリースイベント

一昨日、大好きなR&B歌手・三浦大知君の
3ndアルバム『D.M』のリリースイベント(ミニライヴ&ハイタッチ会)に行ってきた。

このリリースイベントは、Amazonでアルバムを購入した特典だったのだが、
私にとっては、ちょっと特別な出来事だった。
本来、私は、この特典付きのCDを買い損なったのだ。

しかし、買えなかったことを私がツイッターで嘆いたところ、
会ったこともないファンの方が、私の代わりにこのCDを買ってくれた。
先日、初めてその方にお会いして、CDを受け取り、
晴れてリリースイベントに参加できたのだった。
ファンのつながりの暖かさに、こころの底から感動した出来事だった。


リリースイベントは、一言で言うと、とても素敵だった。
やはり、自分はこのひとが好きなのだと、問答無用で思わされた。
KREVAの『GO』のツアーの時も思ったのだが、
極論を言ってしまったら、一度でも生歌が聴けたら、CDなんて、
もはや不要なのかもしれない。
その一度だけで、私は何度でも感動できるのだから。

ライヴ中、何故か色々考えてしまうことが、私のちょっとした悩みだった。
何故、私は、目の前のこの感動に集中できないのだろうと。
でも、その悩みは解決した。

一昨日のライヴのMCで、大知君は「この一年、楽しいことばかりではなく、
つらいこと、苦しいことも沢山あったと思います
それらを吸収して、今のみなさんがあるのだと思います。
だから、全てを忘れて楽しんでくださいとは言いません。
色々なことを思い出しながら、聴いてください」という旨のことを言ってくれた。

かなり珍しいことだが、私は泣いた。
この一年、つらいこと、苦しいことも沢山あった。
そして、ライヴ中は、全てを忘れて楽しまなくてもいいのだと言ってもらえて、
なんだか安心した。

全部かっこよかったのだけれど、特に『Only You』は、とても素敵だった。
大知君の歌う世界観が、私にはリアルに見えた。

大知君とKREVAのライヴに行くようになって初めて、私は、音楽に興味を持った。
私は音感が全くなく、音楽のことはさっぱりわからないのだけれど、
そんな自分でも、音楽を楽しんでいいのだと、許された気がしている。

これからも、彼らのことを応援して行きたいと思う。